研究テーマ

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研究テーマの概要

ネットワーク社会の「将来」を創る

異種のネットワーク (インターネット、モバイルネットワーク、センサネットワーク、ソーシャルネットワークなど) によって構成される、大規模で、高度な情報システム (= 情報生態系) を実現するための研究に取り組んでいます。大規模ネットワークの設計・モデル化・制御のための基礎理論、ネットワーク上を流通するコンテンツを主体とした新しいネットワークアーキテクチャ、制御系ネットワークのための実時間通信方式、劣悪な環境化でも通信を可能とするエピデミック型通信方式、オンラインコミュニティのためのネットワークサービスなど、ネットワーク社会の「未来」を創るための研究テーマに取り組んでいます。

キーワード

  • 大規模ネットワーク
  • 複雑ネットワーク
  • ネットワークダイナミクス
  • クラウドネットワーキング
  • ネットワーク仮想化
  • ソーシャルネットワーキング (SNS)
  • ネットワークモデル化
  • トラヒック制御
  • システム性能評価
  • 制御理論
  • ネットワークサービス
  • 情報拡散
  • データセントリックネットワーク

研究グループ概要

LSC (Large-Scale Control) グループ

大規模ネットワーク解析結果の例 (スケールフリー性を持つネットワークにおけるリンク利用率の分布 (赤いリンクの利用率が高い = ネットワークのボトルネックとなっている)

ネットワークを自由自在に「制御」する

LSC グループでは、大規模・超高速ネットワークを、どうすれば自由自在に「制御」できるかを考えています。

現在のインターネットは、膨大な数のノードが接続されており、史上まれに見るほど大規模で複雑なシステムとなっています。インターネットは分散型のシステムであるため、このような大規模化にもかかわらず「なんとか」無事に動作しています。インターネットは、人類が生み出した人工物の中では最大規模のものであり、すでに人間が直感的に理解できる規模を超えています。このように複雑なシステムがどのように動作しているのか、またそれをどのように制御すればいいのかはまったく分かっておらず、今なお未知の領域です。

そこで LSC グループでは、大規模・超高速ネットワークを、従来のような勘と経験に頼る手法ではなく、理論的なアプローチによって扱うための学問体系を構築することを目指しています。これによって、従来の手法ではまったく理解できなかった、大規模・超高速ネットワークの特性を分析・理解することが可能となり、ネットワークを自由自在に「制御」できるようになります。

研究テーマ例 (詳細ページへのリンク)


SON (Social-Oriented Networking) グループ

「人」と「人」が「快適に・自然に・楽しく」コミュニケーションできる世界の実現を目指す

新しい「ネットワークサービス」を発明する

SON グループでは、大規模・複雑ネットワーク上での、まったく新しい「ネットワークサービス」を発明します。

現在のインターネットは確かに便利ですし、我々の日常生活を大きく変えました。ただし、従来のネットワーク研究の多くは、「機械」と「機械」の間で、いかに「速く・安く・確実に」情報を届けるかを中心に考えていました。しかし、本当に重要なのは、「人」と「人」の間で、いかに「快適に・自然に・楽しく」コミュニケーションできるかどうかです。

そこで SON グループでは、大規模・複雑ネットワーク上の仮想社会 (サイバーソサイエティ) において、人々がもっと楽しく・快適に過ごせるようにすることを目指しています。そのために、従来のネットワーク研究の体系にとらわれず、まったく新しい発想で斬新な研究に取り組んでいます。これによって、未知の研究領域を開拓するとともに、まったく新しい「ネットワークサービス」を創造します。

研究テーマ例 (詳細ページへのリンク)


CHN (CHallenged Networking) グループ

エピデミックブロードキャスト (ウィルスの拡散に着想を得た情報通信方式) のシミュレーション

未来のネットワークの「アーキテクチャ」を考案する

CHN グループでは、現在のインターネットではなく、未来のネットワークがどうあるべきかを考えています。

現在のインターネットは、数十年前に設計された古い通信プロトコルを基礎として、その上に多数の改良を重ねることにより作られています。このため、インターネットにはさまざまな制約があり、インターネットに革新的な機能を追加することは事実上不可能になっています。従来のインターネットの考え方に制約されない、新しいネットワークのあり方を考える必要があります。

そこで CHN グループでは、現在のインターネットとの互換性をいったん忘れて、まったく新しいアプローチからネットワークを設計することを目指しています。そのため、従来のネットワーク研究とはまったく異なった自由な発想 (例えば、人間社会のしくみに学んだネットワークを考える) で研究に取り組んでいます。


こんな人を求めています

大規模ネットワーク研究室では、私たちと一緒に楽しく研究に取り組んでくれる、以下のような人を求めています。

  • 学部 4 年生

    明るく、元気がある人。楽しいことが好きな人。論理的な思考ができる人、またはそういう能力を高めたい人。UNIX や Windows 上でのプログラミング (C 言語や Perl) ができる人、またはそういう能力を高めたい人も歓迎です。留学生 (英語/日本語どちらかが話せる方)も歓迎です。

    学部 4 年生として大規模ネットワーク研究室に配属されるためには、関西学院大学理工学部情報科学科に入学する必要があります。詳しくは、関西学院大学理工学部の紹介を参照してください。

  • 博士前期課程 (マスターコース)

    明るく、元気がある人。楽しいことが好きな人。論理的な思考ができる人、またはそういう能力を高めたい人。UNIX や Windows 上でのプログラミング (C 言語や Perl) ができる人、またはそういう能力を高めたい人も歓迎です。留学生 (英語/日本語のどちらかが話せる方)・他大学出身の方・飛び級入学の方も歓迎です。

    博士前期課程の大学院生として大規模ネットワーク研究室に配属されるためには、関西学院大学大学院理工学研究科情報科学科に入学する必要があります。詳しくは、大学院入学に関する情報を参照してください。

  • 博士後期課程 (ドクターコース)

    明るく、元気がある人。楽しいことが好きな人。論理的な思考がある程度できる人。基礎的な英語力・ネットワークの知識がある人。数学的な素養がある程度ある人、またはプログラミングがある程度できる人も歓迎です。留学生 (英語/日本語どちらかが話せる方)・他大学出身の方・社会人の方も歓迎します。

    博士後期課程の大学院生として大規模ネットワーク研究室に配属されるためには、関西学院大学大学院理工学研究科情報科学科に入学する必要があります。詳しくは、大学院入学に関する情報を参照してください。

  • ポスドク・RA (1 〜 2 名程度)
  • 明るく、元気がある人。楽しいことが好きな人。基本的な研究遂行能力が身についている人。数学的な素養がある人、またはプログラミングがある程度できる人。外国人の方 (英語/日本語どちらかが話せる方方)・他大学出身の方・企業出身の方も歓迎します。

    ポスドクもしくは RA としての受け入れを希望する方は、履歴書・業績一覧・希望する研究内容をこちらまで (メールまたは郵送にて) 送付してください。

大規模ネットワーク研究室での研究に興味のある方は、こちらまで気軽に問い合わせてください。研究室見学の希望も随時受け付けています。

大規模ネットワーク研究室は 2013 年にスタートした新しい研究室です。


Hiroyuki Ohsaki (ohsaki[atmark]lsnl.jp)